こんにちは、りっこです!
我が家には小学生が2人いて、お友だちの家に行ったり習い事へ行くときに自転車を利用します。
自転車を購入するときに悩んだのが「子供の自転車に変速機能(ギアチェンジ)は必要なのか?」ってこと。
「使いこなせるのかな?」
「チェーンが外れたりしたら危ないのでは?」
「ギアチェンジの操作に気を取られて注意散漫になると怖い」
など不安がありました。
夫が「ギアチェンジ出来るのがいい」との一点張りだったので、変速機能付きのものを購入したのですが、今では子供たちは快適に使っているようです。
そこで、今回は
- 小学生に変速は必要なのか、使いこなせるのか
- ギアチェンジの基本的な使い方、注意点
など子供の自転車とギアチェンジ機能について、子供たちの意見も取り入れながらお伝えしていきます。
子供の自転車に変速(ギアチェンジ)は必要?
そもそも子供(小学生ぐらいの子)の自転車に変速機能は必要かどうか。
実際に1年生の時から使用して今4年生になった長男は「ギアチェンジ出来る自転車でよかった」と言っています。
その理由は「自分の思い通りの重さに変えられるから、走りやすくていい」とのこと。
あと「かっこいい」とも。
機能云々よりも、見た目の迫力(女子なら可愛さ)も子供には大事なポイントですよね。
うちの子供たちが普段移動する場所は、目立つ急な坂があるわけではなく平坦な道ばかり。
ですが、急いでいるとか疲れているとか状況によってペダルを漕ぐ力を変えられるので、便利でいいと言っています。
正しい使い方を理解できて守れるのであれば、子供にとって漕ぐときの負担が少なく快適に自転車ライフを楽しむことが出来るので変速機能付きを選ぶといいでしょう。
子供の自転車に変速機能が必要かどうかは、子供と話し合った上で、
- 見た目にこだわるのか
- 正しい使い方を理解し、守れるか
- 使いこなせそうか
で判断する。
子供に自転車の変速機能は使いこなせるの?
一見難しそうな変速装置。
我が子が自転車に乗って道路を走るだけでも心配なのに、ギアチェンジをするとなると使いこなせるのかも気になりますよね。
ギアチェンジについての注意点や基本的な使い方を初めにしっかり伝えておけば、子供でも問題なく操作しています。
子供って案外感覚で出来ちゃったりもするものですしね。
親が思うよりずっとのみ込みが早い(笑)
ただ、何段階も変速があって、それを都度いちいち変えて使うのはやはり大変です。
あまり細かなことは気にせずに、ある程度使用パターンを決めて使うのであれば、幼稚園年長や小学生低学年でも使いこなせることが出来ますよ。
使い方、注意点をきちんと伝えておけば使いこなせることが出来る。
自転車のギアチェンジはどんな時に使うの?
そもそも変速は坂道を上るときに楽にのぼれるようにするためだったり、走り出す時に軽い力で漕ぎ出すときなどに使うイメージがありませんか。
実は最も効率的なギアチェンジは、上り下りに関係なく、一定の回転数でペダルのこぎ続けられるギアを選ぶこと。
平坦な道でも、『ペダルが重いなと感じたらギアを一つ落として、逆にちょっと軽いなと感じたら1つあげてみる。』
つまり、自分が一番負荷のかからない漕ぎ方でスムーズに進んで行けるような状況を作り、快適に乗り続けるためにギアチェンジが重宝するってことです。
どんな道であっても、自分の脚の状態に合わせてペダルの重さを変えられるのが、変速機能の最大のメリットです♪
ペダルが重いなと感じたらギアを一つ落として(数字を下げて)、逆にちょっと軽いなと感じたら1つあげて(数字を上げて)、どんな道でもいつでも一番漕ぎやすい重さに変えて使おう。
自転車のギアチェンジの基本的な使い方
変速装置には数字が。
その数字をどう変えて使っていけばいいのか、初めて見る子供には「???」ですよね。
そこで基本的な数字の使い分け方を
- ペダルの踏み込み感(力の加減)
- スピード感
- 坂道での使い方
に分けてわかりやすくお伝えしていきます。
ペダルの踏み込み感:1は軽い、6は重い
ギアチェンジの基本は、「重いと感じたら数字を下げて、軽いと感じたら数字を上げる」。
つまり、数字が小さい(1を選ぶ)とペダルが軽くサクサク回転する感覚になって、数字が大きいと(6だと)ペダルが重く感じるってこと。
走っている状況に合わせて自分が一番ラクになる数字を選びましょう。
スピード感:数字が1だとゆっくり、6だとグングン進む
スピード感は、数字が小さいと軽く漕げるけど、馬力は弱くて進むのが遅い。
数字が大きいと漕ぐときに重いけど、馬力も強くなるから1回ペダルをこぐだけで一気にグングン進んでくれる。
最初は小さい数字で軽く進み出し、ある程度スピードに乗ってきたら数字を上げて一漕ぎでグングン進む使い方がオススメです。
坂道:上り坂は小さい数字、下り坂は大きい数字
坂道での使い方は、
上り坂では、小さい数字にして軽い力でペダルを漕いでゆっくり上る。
下り坂では、ブレーキをかけていてもスピードが出やすくフラつきやすくなるため、大きい数字にしてペダルに安定感をもたせるのがいいです。
我が家の息子の使い方
我が家の息子のメインの使い方は、学校から帰宅したあと野球の練習に行くためにグラウンドへ向かう時です。
坂道はなく、平坦な道のり。
その道のりでギアチェンジの使用方法を聞いてみると
- 一番軽い(1速)はあまり使わない
- 普段は6(一番重い)、疲れたら3,4
- 急いでいる時5
- 走り出す時は6
ってな感じで使っているとのこと。
走り出す(止まっている状態から漕ぎ出す)時は、一番小さい数字で漕ぎ出すと軽く漕ぎ出すことが出来るから負担が少ないのに、
と聞いて私はビックリ。
まぁ、本人がそれでいいとしているんだからいっか(笑)
膝に負担がかからないといいけども…脚力があれば問題ないのか。。。
小さい数字:軽い力でゆっくり進みたいとき、上り坂、漕ぎ出す時におすすめ
大きい数字:ペダルが重く感じるけど1回漕ぐだけでグングン進みたいとき、下り坂のとき。
子供が自転車の変速操作で気を付けることは?
ギアの数字の意味や使い方をお伝えしましたが、そもそもギアチェンジするタイミングや、操作する上での注意点も、自転車に乗る子供にしっかり伝えておかなければいけません。
ギアチェンジするときに注意して欲しいことは3つ。
- 止まっている時には操作しない
- ベダルに力を込めている時には操作しない
- 周囲を気にしながらギアチェンジ操作する
です。
止まっている時には操作しない
ギアチェンジは止まっている時にはしてはいけないんです。
その理由は、タイヤが回っていない状態で変速操作をするとチェーンが隣のギアに移動するときに無理な力がかかってしまうから。
チェーンが壊れたり、動かなくなっては危険ですよね。
数字通りの位置でチェーンがきちんと移動するために、動いている時にギアチェンジするようにしましょう。
ペダルを漕いでいる(力を加えている)時には操作しない
止まっている時にギアチェンジしてはいけないと先程お話しましたが、ペダルを漕いでいるタイミングで操作するのもNGです!
ペダルに力が加わっている時にギアチェンジすると、移動するべき場所を飛び越えてしまうこともあり、数字通りの設定にならないことがあります。
変速操作時に「ガッチャン」と大きな音が鳴るときは正しい動きをしていない時なので要注意。
スムーズな切り替えが出来たときは衝撃も少なく音も小さいはずです。
またチェーンが一番外れやすい条件は、ペダルを後ろに漕ぎながらギアチェンジしたときです。
チェーンが正しい位置で動けるよう、ギアチェンジの操作をするときにはペダルを動かさないように、操作するタイミングに気をつけましょう。
周囲を気にしながらギアチェンジ操作する
これは自転車の仕組みに関することではないのですが、ギアチェンジに気を取られて、周囲の様子をきちんとみていなくて危険があったら怖いってこと。
ほんの一瞬とはいえ、正面を見ていた視線の先が手元に変わって注意がそれることで、周りの道路状況が変わっていて、すぐに対応できなかったら怖いですよね。
ギアチェンジを終えて前を向いたら電柱が目の前にとか。
操作に慣れてくると手元をみなくても感覚で操作できるようになりますが、慣れないうちはつい数字を見てしまうことでしょう。
なので、ギアチェンジをする時には近くに何もない真っすぐな道とか、周りの様子を気にしながらしてねってことも忘れずに伝えたいところです。
うっかり転んでしまったときに自転車のベルが外れてしまった!
なんてことがあったら(我が家ではありました…(笑))、自転車のベルの直し方を写真で細かく解説した記事も参考にしてみてくださいね♪
子供の自転車に変速は必要かどうかのまとめ
どんな道でも自分の脚の力に合わせてペダルを漕ぎやすくできることが変速機能(ギアチェンジ)の最大のメリット。
普段利用する道で必要性があるかどうか。
正しい使い方を理解できるか、守れるか。
使い方や注意点も考慮した上で、子供の自転車に変速機能が必要かどうか、親子でしっかり話し合って選ぶようにしましょう。
それではまた!