子供自転車を購入するともともとついているライト。
一般的な自転車についているライトはダイナモライトと言うんですが、発電するのにペダルを漕ぐ時「重い」と感じませんか?
最近は電球ではなくLEDライトのものも増えてきています。
我が家では小学生の子供二人がよく自転車を利用するのですが、帰宅時に暗くなることもあり既存のライトだと暗いしこぐのも重い!
そこで今回は子供自転車のライトを後付け交換する取り付け方法のご紹介と、後付けにオススメのライトをご紹介します。
子供自転車のライトを後付け交換しました
野球少年団に所属している我が家の長男。
平日練習の帰宅はいつも日が暮れてからなんですね。
そして学校のグラウンドまで行き来するのに欠かせない足となるのが自転車です。
野球の練習後の毎夜毎夜、ライト点灯時に負荷がかかるのも可愛そうですし(考え方を変えれば筋トレになる?笑)、そもそも電球ライトだと暗い!
そこでライトを後付けする形で、既存のよりも性能のいいライトに交換することとしました。
子供自転車のライトで選んだのはパナソニックの『SKL095』
子供自転車のライトを交換すべく我が家で購入したのがパナソニックのLED発電ランプ『SKL095』。
・低速時も光って明るい
・ダイナモライトではあるけど回転負荷が軽い
・摩擦音が静か
・防水構造で雨に強い
・オートライトよりも価格が安い
・充電不要、電池切れもない
・視界を妨げるものがない
という理由から、夫がこちらを選びました。
実際に使ってみると、子供が自転車のハンドルを持ちながら歩いている速さでも十分明るく光るし、押していても軽い。
ダイナモライト特有のウォンウォンと繰り返す摩擦音はまったくないわけではないですが、かなり静かなものです。
また雨の中の練習で自転車が濡れても大丈夫な防水構造。
2年近く使っている長男のこのパナソニックのライトは今でも問題なく使えています。
せっかく新しく買うのになぜまたローラーでこするタイプのダイナモライトにしたのかというと、充電は不要で電池切れもないからです。
LEDライトが切れてしまったら仕方がありませんが、いちいち自転車から外して電池の交換や充電する手間がないからです。
ハンドル部分に取り付けるスイッチで点灯するライトだと、カゴに物を入れたときにライトを塞いでしまうのが難点なんですよね。
子供たちはカゴにものを入れたりしているのでタイヤ横のタイプのにしました。
そしてハンドル部分に取り付けるライトよりもダイナモライトの方が価格帯が安いってことも選んだ理由の一つ。
2000円以内の金額で送料無料の価格の安さ。
今年になってから娘の自転車も購入し、その後長男と同じライトを後付けして取り付けました。
子供の自転車のライトの取り付け方法
もともとついていたのはこちらのライト。
そして、後付けライトとして購入したパナソニックのライト取り付け後がこちら。
交換の手順はいたって簡単。
まずスパムを使ってネジをゆるめます。
後ろもスパナで押さえると回しやすいですよ~
留め金具のネジは、商品とセットになっているネジとナットを使ってもいいですし、もともとのライトについていたものを使用しても構いません。
我が家の娘のライトはSKL095に入っていたネジとナットを使ってつけています。
息子のは娘のと違うネジやナットでしたがしっかり固定されてついています。
ネジで固定する際の注意点は、ダイナモ本体をタイヤに接触させた時に、タイヤの横とローラー部分がしっかりぶつかる高さを選んでネジを止めてくださいね。
また、ダイナモライトの中心線がタイヤの中心と同じ位置にすることもお忘れなく。
また、息子のライトは一般的な方法でライト本体でパチンと倒すのですが、
娘の自転車には、なんとハンドルの近くでライトを倒す操作できる部品が付いていました!
ハンドルの下についている部品から伸びる長い棒がすごい役割を果たしているんです!
こちらを機能させるには、下の写真のようにライトと長い棒をセットしないといけません。
ですので交換時には一手間かかりますが、きちんと対応する穴もパナソニックSKL095には付いていたので有り難く使用させてもらってます。
Panasonic自転車ライトSKL095のレビュー
息子の黒タイヤで黒青色の自転車にも、娘の薄紫色でクリーム色のタイヤでも
違和感なく合うデザイン。
LEDは3個搭載されています。
問題は夜どの程度明るいのかというと、
家2件分離れた距離の写真ですが、結構明るいですよね。
遠くにいても明かりが見えるので自転車がいることがわかりますし、乗っていても従来の豆電球のライトよりかなり明るいです!
ネジ調整でライトの角度を変えることが出来るので、
お子さんが運転する上で一番走行しやすい角度に調整してあげてくださいね。
子供自転車のライトのおすすめは?
子供用の自転車のライトを選ぶ際には明るさや強度、防水など色々な性能をみつつも正直やっぱり価格を抑えたいですよね。
転倒して壊しちゃう可能性もそれなりにあるわけですし。
尚且つ、もともとついていたダイナモライトのようにペダルが重たいのは困るし、もっと広範囲に明るい方が、街灯が少ない暗い夜道も明るく照らしてくれて子供が帰宅するのにも安心ですよね。
この記事を書いている2020年12月現在、今回子供自転車のライトの交換取り付けをしたPanasonicのSKL095はメーカーでは完売してしまっているんです。
販売開始が10年近く前のものだったので…。
娘のを購入したのは夏ごろでそのときはまだ在庫がありました。
今ではもっと機能のいいもので予算2000円で買えるのがあるので、これから私が選ぶとしたら検討するというライトを合わせて3つほどご紹介します。
カラーは3色ワイドLEDPanasonicのダイナモライト
こちらは我が家で購入した商品と似ているもので
- LED(1個)
- 明るさは2800cd
- カラー展開は3色
といった特徴があります。
カラー展開があるのはいいですね、男の子でも女の子でも自転車のデザインによって選びやすくなりますし。
構造は従来のライトと変わらず前輪の横に取り付けてタイヤの回転でローラーを回して発電させるものです。
ライト部分は大き過ぎず小さすぎず、そこまで安っぽくない見た目なので、豆電球のから買い替えるので十分という方にいいでしょう。
ローラーがゴムのワイドLEDブリジストンのダイナモライト
こちらの特徴は
- LED(1個)
- 色はグレー
- ローラーがゴム
です。
ダイナモライトとしての構造は基本的なものですが、ローラー部分は我が家で取り付けたパナソニックのような鉄性ではなく、ゴムが採用されています。
こちらも歩く速度で点灯して、ペダルをこぐ際も重くならない仕様になっているので、デザインの違いやゴムローラーがいいなどで選ぶといいでしょう。
2000円以内で抑えたいところって意味では価格がちょいオーバーで惜しい!
3つの点灯モードとモバイルバッテリーとしても使えるお得なテールライト付きオートライト
こちらは
- LED
- 防水
- USB充電&モバイルバッテリー
- 点滅・点灯など3つのモード
- テールライト付き
が特徴で、タイヤの回転で点灯するタイプではなくハンドルにつけるタイプのものです。
ん~黒くてゴツイので女の子向きではないかもしれないですね。
こういったタイプのって黒ばっかり!
ハンドルにカゴがついているタイプので自転車であれば、荷物を入れると遮ってしまうこともあるので、カゴをよく使用する子供にはあまりおすすめできませんが。
しかし、後ろに向けて赤く光るテールライトもセットになっていてこの価格なので、お得感はあります。
ダイナモライトにはない充電が必要になりますが、スマホなどモバイルバッテリーとしても使用できるとのこと。
点灯だけではなく点滅でも使えるので、日中自転車に乗る時周囲にアピールするのにおすすめです♪
子供自転車のライトの後付けで是非つけたいテール(セーフティー)ライト
子供自転車のライトとなるとつい前方の明るさばかりに目が行きがちですけど、夜道で危険なのは後ろだったりします。
だって、存在をアピールするライトは前方を照らしているわけだし、自分の目も前を見て運転しているわけで。
自分で後方の確認がしづらい分、後方からの危険を減らすためにも自転車に備えておきたいのがテールライト。
我が家で長男の自転車につけて愛用しているのが、こちら。
セーフティーライトとも呼ばれているもので、赤点灯・点滅で自転車の存在をアピールします。
我が家の長男は平日はほぼ毎日夜道を帰宅するのですが、このテールライトがかなり遠くからでも自転車の存在を教えてくれていて「あ、帰ってきた!」とわかるんです。
設置箇所はここ。
後ろのタイヤ横のフレームに設置しているのですが、たった7センチちょいぐらいの大きさで棒状のものなのでまったく邪魔になりません。
取付方法もめちゃくちゃ簡単。
ゴムでグルッと自転車のパイプを一周してフックに引っ掛けるだけ。
もし、付属のゴムがダメになっても輪ゴムでもなんでも代用できそうなので安心感もあります。
このボタンをポチッと押して点灯させるのですが、ちょっと押しにくいぐらいの小さなサイズなのが難点。
ライトが光る種類もボタンを押すごとに
- 常時点灯
- 常時点滅
- 5つ光るライトが行き来して動くストロボ点滅
- 流れながらフラッシュする点滅
と、全部で4パターンの光の種類があります。
ボタンを長押しすることで電源OFF。
ちっちゃいクセしてその明るさの存在感がものすごいんですよ!
ご近所のおばちゃんたちにも「このライトすごく目立っていいわぁ」と大好評(笑)
充電は裏にあるUSB(micro-B)から充電出来ます。
自転車のライト設置は法律で義務づけられている
自転車のライトは道路交通法で義務付けられています。
たまにライトの設置がなかったり、ついているのに点灯させていないまま走行している高齢の方を見かけますが、急に視界に入ってきたりすると本当に怖いです。
自転車は時には凶器にもなります。
また、自転車のベルもライト同様道路交通法で設置の義務化がされています。
ベルが壊れてしまっているなら直すか新しいベルを購入して、必ず設置するようにしましょう!
娘の自転車のベルが壊れてしまったときに直した手順をこのブログでも紹介しているので、部品が揃っているならベルの直し方の記事を参考にしてみてください。
>>自転車のベルの直し方|部品のはめる順番を画像付きで詳しく解説
加害者にも被害者にもならないために、しっかりとベルを鳴らしたりライトを点灯させて「ここにいるよ!」というアピールをしていきたいですね。
もちろん、街灯の少ない夜道では周囲が明るくなるに越したことはありません。
子供の成長に合ったライトを一緒に選んで、快適な自転車ライフにしていきましょう!
子供自転車のライトについてのまとめ
子供自転車のライトの交換取り付けの方法や、どういった視点で選んだのかなどお伝えしてきました。
子供が自転車で出掛けることは心配も沢山ありますが、自分で道を覚えたり、危険を回避する方法を覚えたり、またちょっとした運動にもなったりと良い点もたくさんあります。
危険を一つでも減らすべく、前後のライトの活躍も侮れません。
自転車のライトは夜道を照らす目的だけじゃなく、一番大事なのは相手に子供が運転する自転車がここにいるよ~という存在を示すことだと私は思います。
日中は点灯じゃなく点滅で利用することで周囲に気づきやすくすることができるので、ぜひお住いの環境にあった子供の自転車のライトを見つけてくださいね!