あなたはカードゲームは好きですか?
トランプやウノに飽きちゃってませんか?
そんなあなたに伝えたい超!魅力的なカードゲームがあります。
それが『ストループカード』というもの。
発売当初の2017年に金曜日夕方のアニメのCMでよく流れていて、子供達と面白そうだよね~ってなり、のちに購入!
それ以来我が家では結構頻繁にやっていて、とにかく「脳みそが鍛えられてる~!」って頭の芯が刺激されているように感じるカードゲームでめちゃ楽しい!
今回はストループ効果についてと、ストループカードのルール、我が家での楽しみ方をご紹介していきますね!
『ストループ効果』のことばの意味
(株)エンスカイという会社で発売されているストループカード。
ストループ効果を利用したカードゲームなんですが、そもそも『ストループ効果』ってなんぞや??て思いますよね。
ストループカードの商品の台紙にも説明が書かれていますが(んげ、一部ブログ名で隠れとる…)、もうちょっと詳しく解説してくれているウィキペディアから引用させてもらうと、、、
ストループ効果(ストループこうか)(英Stroop effect)とは、文字意味と文字色のように同時に目にするふたつの情報が干渉しあう現象。
1935年に心理学者ジョン・ストループによって報告されたことからこの名で呼ばれる。
例えば、色名を答える質問を行った場合、赤インクで書かれた「あか」の色名を答える場合より、青インクで書かれた「あか」の色名(『あお』)を答える方が時間がかかる事をいう。
また、文字の意味を答える質問を行った場合、赤インクで書かれた「あか」の意味を答える場合より、青インクで書かれた「あか」の意味(『あか』)を答える場合の方が時間がかかる事を逆ストループ現象と呼ぶ。
ウィキペディアより
と解説されていました。
つまりは、『文字の意味と文字の色が違うと頭が混乱してしまうよ』ということですね。
実際に例を挙げてみますよ~
左右に並ぶ2枚のストループカードを見て、何のマークか&文字の意味ではなくって文字が書かれている色をパッと答えてみてくださいね。
正解は
左のストループカードは黄色の星のカード。
右のストループカードは赤いハートのカード。
ほら、思わず先に「あかって書いてあるけど答えるのは文字の色だから…」って余計な一段階踏んでしまいません??
(にしししし…)
さて、続いて、このカードだったら?
正解は紫色のハートを選ぶ。
このカードは♥マークが赤いし、文字も「あか」って書いてあるから尚更「赤色のハートマーク」を探してしまいがち。
このように、同時に目にする2つの情報が干渉することで混乱が起きる現象をストループ効果といいます!
(すでに頭が痛くなってきた~??)
ストループカードの商品説明とルール
それでは早速、商品説明とルールを。
商品説明
・プレイ人数2~10人
・カラフルなシンボルカード25枚
・黒基調のミッションカード25枚
それぞれ25枚ずつあるカードを照らし合わせていくゲームになります。
プレイ人数2人以上ってなってますけど、一人でも頭を鍛えるトレーニングに使用できますよ!(笑)
続いてはルール。
- 一人ずつ順番に中心の山(ミッションカード)から「ストループ」という掛け声とともに一番上のカードをめくる。
- 出てきたミッションカードと同じマークで文字色と同じ色のシンボルカードを探す。
- 順番に掛け声とともにめくる・探すを繰り返す。
- とったカードは手元に置いておき、山札がなくなったときに一番多く持っていた人の勝ち。
このようにとってもシンプルなゲームルールなんですが、とにかく同じマークで文字の意味の色のカードをとってしまいがち…
ちなみに『おてつき』したら次のターンは一回休みになってしまいます。
なので慎重にかつ正確な判断をして挑まなければいけません!
『逆ストループ』でも遊んじゃおう!
黒基調のミッションカードと同じマークで文字色と同じ色を探すと言うこのシンプルなルールですが、実は追加ルールもあるんです。
それは『逆ストループ』というもの。
山札をめくるときに発言する言葉を「逆ストループ!」と言うんです。
そうすると、選ぶべきカードは同じマークの文字の意味と同じ色のカードになります。
ただ、さっきまで通常の「ストループ!」ルールでやっていたのなら、こんがらがって迷ってしまいそう(笑)
ストループカード最強のミックスルール!
もうひとつの遊び方は最強のミックスルール!
つまり山札をひくときの掛け声を「ストループ!」「逆ストループ!」を混在させてもいいってルールにすること。
これはもう頭が混乱すること間違いなし!!!
おてつきの嵐確定です!(笑)
一回休みの人だらけで試合にならないかもしれない(笑)
山札をめくる人がどちらの言葉を発するのかによって取るべきカードが変わってくるわけですよ。
それを瞬時に判断しておてつきすることなく一番早く取るなんて…
厳しい世界ですよね~
でもってこのミックスルールで遊ぶと、該当するシンボルカードが前に出題されたときにすでに取ってしまっていて場にないことが出てきます。
こういう時にはめくられたミッションカードを手で押さえます。
その押さえて取ったミッションカードは手元に置いてゲーム終了時にシンボルカードと同様にカウントしてOK。
この「ストループ!」と「逆ストル-プ!」のミックスルールで勝てる人は脳みその回路が多いこと間違いなしです!(笑)
ストループカードで得られる効果
シンプルなルールながら、かーなーり頭を使うストループカード。
このカードで遊ぶことによって得られる効果は大きいと私は感じました。
判断力が鍛えられる
もうね、ホント判断力が、脳みその回路が鍛えられていると思う(笑)
「マークを見る」「文字を読む」「文字色を見る」と複数の情報を処理して正確なカードを選ぶわけですよ。
子供に負けてしまうことも多い私。
案外子供の方が直観力で動ける気がする。
つい出てきたカードの色部分の文字を読んでしまってその読み上げた文字の意味のカードを探そうと思っちゃうんですよね。
だから、ある意味では文字を読めない幼児ぐらいの方が、色だけの情報処理で済むからすぐに見つけられるんだと思います。
(あれ、自分への言い訳になってる?(笑))
小さい子は色やカタチ・モノを覚えるのにいい!
続いてこのカードによって得られる効果を感じているのは、2歳ぐらいの子供と色や形を覚える遊びに最適だということ。
私が実際に2歳の次女とやっていた遊びはシンボルカードだけを使ってカタチと色を覚えていくというもの。
そのやり方は
- カラフルなシンボルカードを裏返しで置いて1枚ずつめくっていく。
- 出てきたカードのマーク(カタチ・イラスト)と色を言っていく。
例えば出てきたカードが上記のものだったら、
「カタチは、ハートです。いろは、あかです」
なんていうのを繰り返して遊んでいました。
時々カタチと色の概念を間違ってしまったりしながらも違いをも学べるんです!
ストループカードがカタチ5種類、色も5種類なので量的にもちょうどよく、最初はなかなか「みどり」や「むらさき」が覚えられなかったのですが言えるようになりました。
また、「たいよう」や「はっぱ」も覚えました。
すっかり色もカタチも覚えるようになったら、黒基調の方のミッションカードも利用していきます。
通常ルールのようにシンボルカードを散らして置いて、ミッションカードを一枚ずつめくり、出ている中心のマーク(イラスト・カタチ)と同じ形・色のものを選ぶという遊び方も出来ます。
つまりミッションカードの文字部分は無視して、中心の絵だけ利用する遊び方です。
子供が自分でカタチと色を判断してちゃんと見つけられた時に「すごーい!よくわかったね!!」と必ず褒めましょうね!
そうしたら満面の笑みでとても嬉し楽しそうだし、「出来た!」という自信にもなります。
こちらまで幸せな気持ちになり、ほっこりと楽しい時間を過ごすことが出来ますよん♪
このようにストループカードは本来の遊び方だけではなく、幼児向けのカタチや色覚えにもめちゃくちゃ使える魅力的なカードなんです!!
ストループカードのお値段や販売店は?
遊び方豊富で魅力たっぷりなストループカードですが、定価は980円となってます。
ネット通販では嬉しいことに安い場合が多いです。
販売場所はネットやおもちゃ屋さん以外でも、文房具や本、雑貨を置いているお店にもあることが多いです。
でも店舗だと定価で販売されていることが多く、ネット注文の方が安く買えますよ♪
また、ほんのちょっと金額上乗せされた上級者向けの『ストループカード エキスパート』というものもあります。
こちらは「色」と「数字」で超ストループを体験して能力の限界に挑戦しようという上級者用です。
脳トレをとことん鍛えたいというのであれば、ぜひ挑戦してみてくださいね!
ストループカードの遊び方のまとめ
本来のルールや小さい子向けで遊ぶ方法もあることで、多機能で頭がめちゃくちゃ鍛えられるストループカード。
ちゃんと理解しているはずなのに、つい文字の意味を読み上げたことでその色を選んでしまうというシンプルなルールながらもこわーい罠が待ち受けているんです…
今回ご紹介したカタチと色を当てるゲームを、2歳の娘と遊ぶのに思いついた時には、「私ったらナイス!」と自分を褒めまくりましたよ(笑)
魅力たっぷりなストループカード、大人も子供もハマること間違いなし!
1ゲームは短時間でサクサク進むのもいい!
そしてきっと人数が多い方がワーワー盛り上がるゲームかなとも思う。
ぜひ手に取って遊んでみてくださいね!