2021年が始まりました。
昨年2020年に開催できなかったオリンピックがいよいよ今年開催予定ですね。
それに伴って、2021年のカレンダーの祝日が移動していることをご存知ですか?!
昨年の秋ごろからカレンダーや手帳を用意しているそこのあなた!
そのカレンダー・手帳は正しい祝日表示にはなっていないので要注意です!
この〇で囲んだ辺りの日にちが
・祝日から平日に変わっていたり
・平日が祝日に変わっていたり
しています。
昨年から用意していたカレンダーや手帳では正しい祝日表示の印刷に間に合っていないので、この記事を読んでいる今のうちにカレンダーの修正をしておきましょう!
2021年カレンダーの祝日はこうなった!
まずは結論から。
■7月19日(月祝)→7月22日(木)へ祝日が移動
■8月11日(水祝)→8月8日(日)へ祝日が移動
■10月11日(月祝)→7月23(金)へ祝日が移動
となります。
100均で買っていたカレンダーを格好悪いけどこんな風にガッツリ修正しました。
つまり、カレンダーの修正をするときには以下の通りに直しましょう。
2021年のカレンダーの祝日変更:平日が祝日になった日
平日だったのに祝日に変わった日は
■7月22日(木)
■7月23日(金)
■8月9日(月)
の3日間です。
先程お伝えした「8月11日(水祝)→8月8日(日)へ祝日が移動」を考えると祝日が移動したのは8月8日(日)です。
ですが、日曜日が祝日になっている時には、振替休日で翌日の月曜日が赤い日になりますよね?
なので、平日だったのに祝日となったのは、8月9日(月)(振替休日のため)となります。
子供たちの夏休みに入るのはどのタイミングになるのかぁ~
って思ってみたり…
2021年のカレンダーの祝日変更:祝日が平日になった日
続いて
『祝日だったのに平日になった日』は
■7月19日(月)
■8月11日(水)
■10月11日(月)
の3日間です。
印刷されているカレンダーのままの認識でいると、学校や会社に行く日なのに休みだと勘違いしちゃうという怖いことが起こりますよ(汗)
あ、8月11日(水)学校は夏休み中だったからさほど影響はないのか。
あ!!!
今年の10月は祝日何もなくなったじゃん…
2021年の祝日の移動|祝日名称はそのまま
元々7月の第3月曜日だった「海の日」を、移動先の7月22(木)でも海の日という祝日に。
元々8月11日だった「山の日」を、移動先の8月8日(日)でも山の日という祝日に。
そして、もともと10月第2月曜日だった「スポーツの日」を、移動先の7月23日(金)でもスポーツの日という、どれも祝日名が変わらないままの移動になりました。
と今更思ってしまった私ですが、2016年(平成28年)1月1日施行の改正祝日法で『山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する』ことを趣旨として新設された祝日になっていました。
友人や知人で10月10日生まれの人が数人いるので、余計に凝り固まった考えが残っているんだと思います。^^;
2021年のカレンダーの祝日が変更になった理由はオリンピック開催
2021年のカレンダーの祝日があちこち移動したその理由について、首相官邸のホームページで以下のように述べられています。
Q なぜ祝日が移動するの?
A 東京オリンピック・パラリンピック競技大会開催期間中のアスリート、観客等の円滑な輸送と、経済活動、市民生活の共存を図るためです。オリンピック開会式の7月23日前後が4連休、オリンピック閉会式の8月8日前後が3連休となることにより、東京中心部の混雑緩和が見込まれます。
上記画像のPDFの資料もあるので、詳しく確認したい方は首相官邸のページからダウンロードしてみてくださいね。
つまりは、オリンピック開催による開会式や閉会式に合わせて、混雑緩和などのために移動したということです。
■7月22日(木)
→オリンピック開会式の前日
■7月23日(金)
→オリンピック開会式の当日
■8月8日(日)
→オリンピック閉会式の当日
確かに、海外の国で開催されるオリンピックなら時差問題もあるし、テレビ中継での観戦が基本。
平日の出勤・帰宅ラッシュとぶつかろうが特に直接的な影響はないですよね。
しかし、日本で開催される今年のオリンピックは多くのアスリートや観光客が訪れます。
平日の通勤ラッシュとぶつかろうもんなら色々と問題が多発することは想像できますよね。
こういったことを踏まえて、国民の祝日を移動したわけなんです。
オリンピックに合わせて日程を調整したちょっとした小話
昨年2020年はなぜ8月11日ではなく8月10日なのかと思って調べてみると、昨年もオリンピックの特例で閉会式翌日となる8月10日(月)にしていたとのこと。
実は今年もオリンピックの閉会式翌日となる8月9日(月)にすることを想定していたんです。
しかし自民党内から「長崎原爆の日である8月9日を祝日とするのは望ましくない」という意見が出たために、閉会式当日の8月8日(日曜日)に移動させ、9日は振替休日とすることとなりました。
歴史あるオリンピック。
2013年(平成25年)に東京で開催されることが決定して2020という並びの数字でもあり特別な年となるはずだったオリンピック。
まさか世界中が大混乱となる新型ウイルスによってここまでの影響を及ぼすことになるとは。。。
何があるかわからないものですね。
2021年の祝日決定したのはいつ?
オリンピックの開催にあたっての影響を考えての祝日の移動。
2021年のオリンピック開催に伴い、祝日の移動が決定したのは昨年2020年11月27日(金)でした。
この日の臨時国会で祝日の移動に関する特別措置法が可決・成立しました。
こんな時期ではすでに年明け分のカレンダーや手帳は販売されており、今回修正が必要になりました。
オリンピック延期でカレンダー業界から悲鳴が
昨年2020年のカレンダーもオリンピック開催による祝日移動があったものの、きちんと印刷が間に合ったのは、祝日移動について1年以上前の2018年6月13日に決定していたからなんです。
それに比べたら年が変わる1か月前に祝日変更となると、カレンダーづくりに間に合うわけがありません。
ましてや異例のオリンピック開催を延期するという措置。
昨年2020年のオリンピックが一年延期すると決まったのは2020年3月30日のこと。
多くのカレンダー業者は2年前から企画やデザインをと動き始め、毎年3月には翌年の印刷作業に入るといいます。
とはいえ、製品によっては前年春頃でもギリギリ間に合うものもあるようで、延期が決まったと同時に祝日の移動の検討が始まった際「早く決定してくれないと間に合わない」との悲鳴が上がっていたようです。
業者としては、製品によって祝日の表記が違う、また実際の祝日とは違う表記のカレンダーが出回ることで、世の中の混乱を招くことを懸念していました。
たしかに、カレンダーは生活に直結したものですよね。
ですが結果的に祝日の移動が最終的に決定したのは年末近くのついこないだです。
そんな経緯があった、2021年のカレンダー。
仕方がないとはいえ、間違った表記のカレンダーに惑わされないように今のうちに修正しておきましょうね!
2021年カレンダーの祝日移動による影響
祝日だったはずの日が平日に。
平日だった日が祝日に。
それぞれシステムの変更のみならず、すでに先の予定の予約などでも影響が出ています。
結婚式どうしよう
勝手に祝日移動させんなくそが
— DietEgg🐣 (@eggatat) January 6, 2021
この方も
来年7月18日が三連休の中日だと思って、結婚式の式場を押さえてたのに。。#オリンピック #祝日移動#これは困ったhttps://t.co/RTKXd6fVR5
— ちゃっちゃか@旅好き (@chaka_chaka1215) December 5, 2020
この方も、もろ影響を受けてしまっています……。
2020年の3月30日にオリンピックの1年延期が決まった時点で2021年も祝日の移動があることが検討されていたとのことなので、こういった変更が難しいようなイベントの場合は事前に説明をするなどの配慮も必要だったかなと思います。
さっきテレビのインタビューで今年の祝日の移動知らなくて、去年から延期した結婚式の日程を再変更しなくちゃいけないかも…って女性が話してたんだけど、これウェディング業者がこの日は祝日移動の可能性ありますよ、って言ってあげてないの?劣悪な業者だなぁ…
— ちょこべいびー👵😸👶老化か猫か、赤ちゃんか (@chocobaby828) January 5, 2021
急な祝日の変更により、多方面にわたって波紋が広がっていますし、いざ夏時期がちかくなったらまた色々と出てきそうな予感が…。
オリンピックの開催も危ぶまれる世の中ですし、ニュースから目が離せませんね。
2021年カレンダー祝日変更についてのまとめ
まだカレンダーの修正をしていなかったのであれば
■7月22日(木)、23日(金)、8月9日(月)を赤く上書き
■7月19日(月)、8月11日(水)、10月11日(月)を黒く上書き
しましょう!
銀行や会社などでの祝日設定システムの変更が無事に行われることを願っています。
ちなみに、2021年の節分は『2月2日(火)』ですよ!
なんと明治30年以来の124年ぶり!
こんな時代の「今」を生きているのって、めちゃくちゃ貴重に感じますね(笑)
では。