突然ですが、あなたはパイナップルが好きですか?
カットフルーツでも食べますし、缶詰のパイナップルが食べたくなって食べることがあります。
で、いつもは食べても何ともないのに、妊娠中に食べた時にガッツリ副作用?にやられました。
もうね、あまりの胃の痛さに瀕死状態……
今回は私が妊娠初期にパイナップルを食べたその時の状況と対処法をお話していきますね。
妊婦はパイナップルを食べると胃痛がするの?
いきなり結論から。
はい、胃痛を引き起こします!
正確には全員必ず胃痛がするというわけではなくて、胃痛を引き起こす人とそうではない人もいるというのが正確な回答ですが。
私は今までも食べていたし、胃に影響を与える可能性があることを知らなかったので(無知で恥ずかしい…)、4人目の妊娠初期に食べていたのです。
後に胃の激痛!!
本当に辛い日々でした。。。
妊娠初期つわりのパイナップルが原因か?胃痛との戦いの日々
色々と体調の変化から妊娠したんだろうなと思っていたとき、毎度お馴染みの食べづわりが始まりました。
空腹になると気持ち悪いのを紛らわすために「パイナップルが食べたい!」と思ってしまったんです。
しかも缶詰よりもカットフルーツを食べたいと。
そしてカットされたパイナップルを空腹を紛らわすために1回で2,3個ずつ、そして1日の中でそれを数回繰り返していました。
そんな日々を過ごすこと1週間。
ある日突然……
- 1日目突然の激痛
夜22時頃から胃に激、激、激痛!!!!!
もう痛いなんてもんじゃない痛さ。
20歳の頃、十二指腸潰瘍を経験していてこの時夜中空腹時に胃痛がしたため、再発したか?と思い、空腹を紛らわすためにお茶漬けを食べてみる。
りっここの時パイナップルを選ばなかった自分、ナイス!(笑)お腹を温めようとお茶漬けにしてよかったわ。
しかし、痛みがひくことはなく朝を迎えました…
- 2日目病院へ
胃痛は一晩経っても全然よくならず、下痢もし始めたので病院に行くことに。
専門の消化器科行くか、先に妊娠確認をするために産婦人科にするか迷って、どうなっても移動可能な市立病院へ。
先に産婦人科受診して卵とうっすら心拍確認出来てホッとする。
その時に胃痛が割と落ち着いてきていたのでビオフェルミンだけもらって、消化器科は受診せずに帰宅。
(帰宅してからまたパイナップルを数個食べていた…)
そして夜に再び激痛が襲来!
胃を丸ごと取り出して付け替えたい、今すぐもぎ取りたいってぐらいの痛さで悶々と耐えて過ごす。
- 3日目1日様子を見る
昼間は少し痛みは和らぐから様子見。
でもまたまた夜に激痛!
妊娠が原因でここまでなるのかなって思ったりしながら、とにかく耐えて一晩過ごす。
ここではすでにパイナップルは食べておらず。
(まだパイナップルが原因とは疑いもしていない)
- 4日目消化器科を受診
いよいよちゃんと消化器科へ行き、妊娠の状況を伝えて超音波で胃や腸を診てもらった。
キレイでなんともないと言われる。
「胃カメラする?」と聞かれるもさすがに妊娠中の今はキツイと思い、断る。
そして胃酸抑える薬と胃の粘膜を保護して修復してくれる薬をもらう。
痛みに耐えながらだと家事育児が回らないし、体調回復を早めるためにも生理食塩水の点滴も受ける。
- 5日目やっと原因見つかった!?
息子が腹痛を訴え始める。
(なんだなんだ??)
こりゃ私が早く回復せねばと今日も点滴受けに病院へ。
この辺りでやっと「パイナップルって舌が痛くなったりする人いたよな、もしかして??」
と頭をよぎり看護師さんにパイナップルの話をして、パイナップルが原因かもしれないねってことになったのでした。
断言はされなかったけど、状況的に可能性が高いと。
(その後、息子も夜に激痛を繰り返すことになり…2週間ほど体調不良状態でした。
息子の腹痛の原因はなんだったのかは謎だけど、診断結果は胃腸炎でした)
- 6日目以降~日に日に治まる
息子の腹痛に対応する毎日の中、自分のことを気にしている間もなかったこともありますが、徐々に痛みも軽減していき、無事に落ち着きました。
最初、胃痛のが原因がパイナップルだなんて思いもしていなかったので、突き詰めるまでこんな流れがあったんですよね…
にしてもここまでの激痛は、十二指腸潰瘍の時よりもかなりきつかった(涙)
もう二度と味わいたくない痛さでした……
パイナップルが胃痛を起こす原因はコレ
生のパイナップルは甘酸っぱさがあってさらにジューシーで、つわりの時にはつい食べたくなるような果物。
しかし生のパイナップルには、『ブロメライン』というタンパク質を分解する消化酵素が含まれていて、この酵素が食道や胃などの消化器官を保護してくれている粘膜のタンパク質を分解してしまうんですって!
この消化酵素に強い人であればなんら影響がありませんが、体調不良だったり食べ過ぎてしまったりするとやられる可能性が高まります。
人によっては胃だけではなく、舌がピリピリしたり口の周りがかゆくなったりする症状が出る場合もあるようです。
私は妊娠という体調の変化時に大量に食べたことによって胃をメタうちにされたってわけ。
ちなみに缶詰のパイナップルは一度加熱しているので、熱に弱いプロメラインがこわれて胃痛を引き起こすことはなくなるとのこと。
なぜよりによって缶詰ではなく生のパイナップルを私は食べ続けてしまったのか…
後悔すでに遅しです。。。
グリーンキウイフルーツもタンパク質を分解する酵素が多い食品。
息子が2歳の時に食べて口の中が痛くなり口の周りも赤くなった経験があります。
(今はもう全然大丈夫!)
みずみずしくってサッパリしていて、本当に美味しい生のパイナップル。
でも妊娠中のパイナップルは良くないことが身をもって体験しました。
まぁ、少しなら大丈夫かもですが、ホント何日も何個も食べていましたからね…
完全に適量を超えて食べ過ぎでした。
妊婦中にパイナップルを食べたいときの対処法
妊婦はパイナップルを避けてほしいと経験から勝手に警告を出しつつも、やはり食べたいもんは食べたい!
そこで、以下の点に注意すれば胃痛を避けられるかもしれないということで私が思う対処法はこちら。
- 生よりは缶詰を選ぶ
- 空腹時は避ける
- 食べ過ぎないようにする
缶詰だと甘くなってしまうので、さっぱりした味を楽しみたいのであればやはり生のカットフルーツを選びたいですよね。
いや、いいんです、食べたいのなら食べても。
我慢はよくない!(笑)
だけど守って欲しいのは、空腹時を避けることと食べ過ぎないこと!
人によって体質も違うし状況も違うから絶対ってことはないんですけど、
生のパイナップルを空腹時に大量に食べたこと、さらに妊娠中で体質の変化が重なったことで本当に痛い目にあったので、同じ苦しみを味わって欲しくないです…。
「生のパイナップルをどうしても欲してやまない!」(笑)
というのであれば、タイミングと量に気を付けてくださいね!
妊婦とパイナップルのまとめ
「妊娠中に食べづわりだからと生のパイナップルを大量に食べるのはやめましょう!」
もう、この一言です!
他にも妊娠中に避けたい飲食物としてアルコールやカフェイン、お刺身、生肉などがよく取り上げられていますよね。
まぁ、アルコールは私自身受け付けない体質なので影響力の大きさを実感していることもあり避けてもらいたいとして、お刺身やカフェインは自分はほとんど気にせずに過ごして食べていました。
今回私がパイナップルで胃痛を引き起こしてしまったのは
- 缶詰ではなく生のパイナップル
- 妊娠中
- 空腹時に食べ過ぎる
の3拍子揃っていたのが一番の原因でしょうし、何を食べるにしても適量がいいってことなんでしょうね。
「つわりが酷くて生のパイナップルしか食べられない…」
なんて人がいたら、ちょっと待ったぁ!をかけたくて記事にしました。
\食事が偏ってもしっかり栄養を!/
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それではまた!