「作業服(作業着ともいう)の社名などの刺繍を取りたい!
だけど、自分で取れるものなの?どんな方法で取るの?」
と疑問を持っているあなた。
実は、自分で簡単に取ることが出来るんです!
なぜなら自分が実際に作業服の刺繍を取ってみてキレイに取れたから♪
そこで、この記事では作業服の刺繍を取るときに必要な道具や実際の刺繍を取る手順、そして作業する上での注意点をご紹介します。
記事を読み終えたときには不安が消えて、すぐに刺繍を取りたくなるはず(笑)
それではいきましょう!
作業服の刺繍は 自分で取ることは出来るの?
作業服の刺繍は強く固くしっかり縫いつけられていて、こんなの自分の力で取ることが出来るのかと不安に思いますよね。
でも安心してください。
自分で取ることが出来ますよ!
ね、ポケットの上にあったはずの刺繍がなくなっているでしょ?
写真の写り方の違いで違う作業服に見えちゃってますけどちゃんと同じ作業着です!(汗)
「業者さんに頼まなきゃダメかな」とか、「こんなの取れないだろうからと諦めて捨てちゃおうかな」なんて思わずにぜひ挑戦してみてください!
いくつかの道具を使うことで自宅で取ることが可能ですよ。^^
作業服の刺繍あとはキレイに仕上がるの?
先ほどの写真のアップをもう一度。
この写真は裏から撮ったものですが、いかがでしょうか?
結構キレイに取れていると思いません??
大きなミスさえしなければ、目立つ穴が開くことはなく結構キレイに刺繍を取ることが出来ます。
「もっとキレイに!何事もなかったかのように仕上げたい!」
というのであれば、根気強く丁寧に作業していくことでさらにキレイに仕上げることが出来るでしょう。
作業服の刺繍を取るのにどんな道具が必要?
作業服の刺繍を取るときに必要な道具はこちらの3点。
- リッパー
- 毛抜き
- はさみ
メインで使用するのは縫い糸を切るためのリッパー。
先端が「J」のような形状をしていて糸の間にくぐらせてプチプチッと糸を切っていくために使います。
そして2つ目の道具は、切れた糸を抜くための毛抜き(ピンセットも可)。
切った糸を作業服の生地から指でつまんで引っ張ることも出来ますが、毛抜きでつまんだ方が確実につまみやすく引っこ抜きやすいです。
3つ目の道具は、浮いて出た糸をまとめて切るためのはさみ。
リッパーで裂いた糸がパヤパヤしてくると、まだ縫われている部分の糸が隠れて見えづらくなるんです。
その糸たちをまとめてジョキッ!と取り除くためにはさみを使います。
はさみは糸切りばさみでもいいし裁ちばさみでもいいし、糸が切れればなんでも構いません。
作業服の刺繍を取る実際のやり方と注意点
それではいよいよ作業服の刺繍の取り方を解説していきます!
主な手順は
- 作業服の裏側から糸をリッパーで切っていく
- 表側をリッパーで切っていく
- 双方切れたであろう部分の糸を毛抜きで取り除く&余計な糸はハサミで切る
という流れです。
これらをひたすら繰り返しながら取り除いていくって感じです!
- ステップ1作業服の裏側から刺繍の裏側の糸の縫い目をどんどんリッパーで切っていきましょう!
リッパーを横に向けて差し込むと糸の間にくぐらせやすい!
赤いプツッとあるのが上に来るようにして差し込もうとすると高さがあり、糸のすき間に差し込みづらいです。
横向きにして縫い目の間にススス~ッと差し込みましょう!
目の前に人がいない状況でやること。生地を貫通させないようにすること。
縫い目の部分が結構固いからと言って勢いに任せてリッパーを差し込むと生地を貫通してしまう恐れがあるので、糸だけ引っ掛けるように慎重に。
ある程度裏面の糸が切れたら次は表面をやっていきましょう。
- ステップ2作業服の表面の糸を切るこちらも裏面と同じくリッパーを使って糸の間に差し込んで切っていくということを繰り返し行います。
しかし、裏の糸がある程度切れているのでさっきよりは軽い力で差し込むことが出来、糸をラクに切っていけるはず。
先程と同じくリッパーを横に向けて差し込む。
焦らず、しっかりと差し込んでいきましょう!
裏面の糸が切れている分、糸がパヤパヤになりやすいので縫い目部分がとても見えづらくなる。
生地を貫通させないようにする。
縦に縫われていたり横に縫われていたりする刺繍。
幅広い部分ならリッパーも差し込みやすいのに、細い筆跡の部分はリッパーの先を差し込みづらくて少々大変。
しかしひたすら根気強く作業するのみ!
- ステップ3切れた糸を毛抜きで取り除く&ハサミでカット裏も表もリッパーで糸がある程度切れたら、毛抜きやピンセットを使って糸を取り除いていきます。
やっと糸がなくなることで文字が消えてくるので、今までの頑張りが報われていく瞬間。(笑)
表裏とも糸を切っていくと抜き取ることが出来る糸が出てくる。
その糸を抜いてスッキリさせていく。
あまりにもパヤパヤしている場合には、ハサミでジョキッと切り落とす。
毛抜きでつまむのは糸だけ、生地をつまむと傷つきやすくなる。
ハサミで糸を切る際、生地を切らないように細心の注意を!
上記3つの流れをひたすら繰り返していきます!!!
そして全て刺繍糸を取り除いた完成形がこちら!!
ジャ~ン♪
いかがでしょうか。
近くで見たら多少のあとは残るものの、キレイに取れたと思いませんか?
勢い余ってブスッ!と刺してしまうと傷がついてしまうので、気を付けて作業していきましょう!
作業服の刺繍を取る上での全体のポイント
刺繍を取る上での全体のポイントは、
- ある程度裏が終わったら今度は表面から攻める!
- そして余計な糸を取り除く。
『裏をリッパーで一気に全部ほどいてから表面を』なんてスムーズには行かないんです!
刺繍ってほんとガチガチに縫い付けられています。
なので、リッパーを差し込みやすいところからどんどん糸を切っていって、大変になってきたら裏表変えたり場所を変えたりしながら、根気強くひらすら切っていきましょう。
そして毛抜きで抜いて…の手順を繰り返して1部分ずつ作業服から文字を消し去っていくのがいいですよ。
どんどんキレイになっていくと、なかなか気持ちがいい!(笑)
地味~な作業でつい姿勢も悪くなり疲れちゃうので、休憩や肩回しするなどのストレッチを交えながら作業してくださいね!
作業服の刺繍の取り方|まとめ
必要な道具、刺繍を取る手順、ポイントや注意点をお伝えしてきました。
勢いでブスッ!とジョキッ!といかない限りは特に目立つ穴もなくキレイに取れることでしょう。
刺繍の文字数や大きさにも寄りますが、それなりの時間はかかり根気がいる作業にはなるので、上手に息抜きをしながら作業服の刺繍を取り除いていってくださいね!
終わった時の達成感はサイコー!でした(笑)
それではまた!