YOASOBIは2人組の音楽ユニットです。
コンポーザー・Ayaseさんが生み出す軽快なサウンドと、ボーカル・ikura(幾田りら)さんの滑らかな歌声が聴く人を惹き付けています。
YOASOBIは「小説をもとに音楽を制作するユニット」として活動しており、2019年にはデビュー曲『夜に駆ける』という楽曲をYouTubeで公開されました。
この『夜に駆ける』がオリコン史上初ストリーミング再生数で5億回を突破!
『夜に駆ける』の世界観を表すミュージックビデオの映像も歌声やサウンドとともに引きこまれた方も多いはず。
そんな人気曲である『夜に駆ける』のMV(ミュージックビデオ)の
- イラストは誰が担当したの?
- アニメーションは誰が作ったの?
と気になったので調べてまとめてみました。
夜に駆けるのイラストは藍にいなさん
YOASOBIのデビュー曲でありながら、驚異的なスピードで再生回数5億回を突破し歴史に残る楽曲となった『夜に駆ける』。
この『夜に駆ける』のミュージックビデオのイラスト・アニメーション制作を手掛けたのは、漫画家でありイラストレーターでもある【藍にいな】さんという方です。
YOASOMIと藍にいなの出会い
YOASOBIのデビュー曲となる『夜に駆ける』のイラスト・アニメーションの製作を依頼したのはAyaseさん。
Ayaseさんは藍にいなさんの作風に対して
「あたらしい色味・タッチ・作風がいい化学反応的にYOASOMIの世界観とマッチした。絶対この人でしょってなった」
とテレビ番組での取材で語っていました。
夜に駆けるのイラストを手掛ける藍にいなの作風と特徴
藍にいなさんが絵を描くときに特に重視しているのが色です。
目に見えるまま、映るままの色を描くのではなくて、自分の感覚に従って色を決めているのだそう。
夜に駆けるキャラクター原案です。お納めください。#関ジャム pic.twitter.com/XQzLzNC3F1
— 藍にいな (@ai_niina_) July 11, 2021
原案とはなんと貴重な!!
夜に駆けるは死をテーマにした楽曲です。
でもそのダークでグロテスクな世界観をあえてポップで疾走感のあるアニメーションにして表現されているのですが、そのセンスは藍にいなさんだからこそ表現できたものだと感じました。
YOASOBIの夜に駆けるのMVがみれない?規制対象に
実はYOASOBIの夜に駆けるのミュージックビデオの再生ページには、一時期YouTubeの規制対象作品となっていました。
その後解除となりましたが、2021年9月現在、また規制対象作品となっています。
この動画は、一部のユーザーに適さない可能性があります。
⇒理解した上で続行する
この画面上に出ている「理解した上で続行する」を押すと、今度は以下のように出てきました。
次のコンテンツは、一部の視聴者にとって攻撃的または不適切な内容を含んでいるとYouTubeコミュニティが特定したものです。
ご自身の責任において視聴してください。
⇒理解した上で続行する
この2段階の警告メッセージを経て、やっとミュージックビデオにのアニメーションが再生されました。
>>Ayase/YOASOBIの公式サイトの『夜に駆ける』を観に行く
夜に駆けるのイラストが怖い
実は、YOASOBIの人気曲である『夜に駆ける』のイラストですが、怖いという意見もたくさんあるんです。
夜に駆けるのMVイラスト怖い😿
#コレコレ生放送— 🎀みこと😷 (@oysm_kore19) May 24, 2021
この他にも
「イラストの目が消されてて少し怖い。だけど夜に駆ける良い曲で大好き」
「MVなんかイラスト怖いんだけど。男の人の方」
「夜に駆ける未だに歌えないの俺だけだと思ってるからフル聞いてみよ。本家のやつはイラストが怖いからぺけたんのやつ見る」
ツイッターより引用
このような意見がありました。
実際に流れるアニメーションをみて、我が家の子供たちも「絵がなんか怖い」と確かに言っています。
ですが、このアニメーションがあってのストリーミング再生数5億回という史上初の快挙にも繋がっていると思うので、ちょっと複雑な気持ちにもなりますね。
夜に駆けるのスローバーションの『THE HOME TAKE』
YouTubeチャンネル『THE FIRST TAKE』内のコンテンツに『THE HOME TAKE』というのがあります。
ここでは夜に駆けるの楽曲をikuraさんが実際に歌っている姿が2020年5月に披露されていて、こちらは1億回以上再生されています。
「夜に駆けるのイラストが怖い、けど歌声を聴きたい」のであれば、スローテンポで原曲とはまた違う雰囲気ではありますが、こちらもおすすめです。
夜に駆けるのイラスト担当の藍にいなのプロフィール
夜に駆けるのイラスト・アニメーション制作者である藍にいなさんの簡単なプロフィールをご紹介します。
- 藍にいな はペンネーム(本名は非公表)
- 東京藝術大学のデザイン科を2021年3月に卒業
- 在学中から漫画家・イラストレーター・アニメーション作家として活動
- 2017年よりツイッターを利用
- 2018年初の書籍『セキララマンガ 眠れぬ夜に届け』を出版
私はめざましテレビで藍にいなさんの存在を初めて知りましたが、とても可愛らしい女性で、自分の世界観を大切にしていて年下ながらに凄い方だなとの印象を受けました。
藍にいなさんのツイッターはこちら
藍にいなさんの公式HPはこちら
ツイッターでは
その人がまとう、空気を切り取る pic.twitter.com/1wg4Rc9AMP
— 藍にいな (@ai_niina_) September 4, 2021
👀✏️💨 pic.twitter.com/171xKzWFjc
— 藍にいな (@ai_niina_) September 7, 2021
このようなアニメーションやイラストを描く工程を公開しています。
そんな中
今夜は気圧爆弾が来るみたいなので備えて仕事を早めに済ませないとやばいぞ いつまで経っても気圧に勝てなくて切ない
— 藍にいな (@ai_niina_) September 17, 2021
気圧の変化で体調を崩されやすいとのこと、心配です。
藍にいなの手掛ける他の楽曲は?
YOASOBIの夜に駆けるのMVのアニメーションを手掛けた藍にいなさんですが、藍にいなさんがアニメーターとして手がける他の楽曲作品をいくつかご紹介します。
DISH//の『あたりまえ』もイラストアニメーションは藍にいなさんが製作しています。
この曲のミュージックビデオの前半はオレンジ色を中心に使い2人の関係の温かさを表現。
そして後半では青みを強くすることで別れた悲しみや寂しさを表現されています。
絵はほとんど動かすことなく色彩の変化だけで感情を表現していることがすごいなと感じました。
また、山下達郎さんの名曲『さよなら夏の日』のMVも藍にいなさんが手がけられています。
その他、米津玄師さんの『カナリヤ』のMV内に出てくる一部アニメーションも藍にいなさんです。
さらには7月期の新ドラマ『イタイケに恋して』の主題歌であり、2021年に初めて再生数10億回を突破した18歳の女性歌手オリビア・ロドリゴさんの『ドライバーズ・ライセンス』のアニメMVも藍にいなさんです。
そして2021年メジャーデビューをはたしたOmoinotakeの『惑星』も藍にいなさんです。
これからまだまだ藍にいなさんのMVが増えていきそうですね。
夜に駆けるのイラストについてのまとめ
YOASOBIの『夜に駆ける』のイラスト&アニメーションを手掛けたのは藍にいなさん。
独特な色合いとイラストで、夜に駆けるの世界観をより一層引き立てていますよね。
藍にいなさんは、今後の目標について「今はミュージックビデオで人の作品をお借りして活動していますが、ゼロから自分で物語を作ってアニメーションや自分の作品を作っていくこと」と語られています。
わたしは藍にいなさんのホームページの色合いと言うか世界観がなんだかすごく好きです。
ホームページにはオリジナルグッズストアも2021年5月に開設されたと出ています。
今後どのような活躍されていくのか、とても楽しみです♪