お風呂場は水回りの中でも一番やっかいですよね。
皮脂汚れや石鹸カス、髪の毛などとにかく汚れやすい!
家族が多ければ汚れる頻度も増すわけです。
そんな場所であるお風呂掃除ですが、エプロンの中まで掃除してみたことありますか?
「目に見える場所である床や壁、排水口をいくらキレイにしてもなんかまだカビ臭い…」
という経験がるなら、それはエプロンの内部が汚れている可能性が高い!
我が家も4年経過してから初めてエプロンを外して掃除しましたが、エプロン外フタの裏側を見たときの衝撃はものすごいものでした…
毎日身体をキレイにするお風呂場がそもそもキレイな場所でなければ気持ちが悪いですよね。
今回は、「お風呂掃除はエプロンの中まで洗っちゃおう!」ということで、エプロンの外し方や、内部の汚れのビフォーアフターの様子をお伝えします。
お風呂掃除エプロンの取り外しや掃除に必要なもの
それでは我が家でエプロンを取り外して掃除するときに使う道具はこちら。
- ドライバー
- ブラシ
- カビキラー
- ゴム手袋
- くつ
- (防カビくん煙剤)
です。
ドライバーはカバーを外す際に使います。
カビ取り剤は手につくとヌルヌルがなかなか取れないうえに手荒れもしやすいので手袋をするのがいいでしょう。
そして、流す時には足にもカビ取り剤がついてしまうので、長靴もしくはお風呂掃除用の靴など必ず何か履くものを用意しましょう。
また、天井や壁なども同時にお風呂掃除をするのであれば、最後の仕上げに防カビくん煙剤を使用してカビの発生を抑えるのも効果的です。
お風呂掃除浴槽エプロンの外し方
お風呂掃除をするのにエプロンを外すといいと言いながらも、そもそもエプロンが取り外せるタイプかどうかの確認が必要です。
お風呂の取扱説明書があるならまずは確認してみてくださいね。
我が家のLIXILのアライズは説明書にも載っていたしストッパーを外すことでエプロン外フタを取ることができました。
LIXILアライズでの方法になりますが、まずはいきなり大きなエプロンを取るのではなく、カウンター下であるこの部分のカバーから取り外します。
取扱説明書を引っ張り出してこなくても、エプロンやこのカバー自体にもシールが貼ってあるので、見ながら行いましょう。
以下、汚れている写真が多数出てきますので、ご注意ください!
エプロンの外し方手順①
まずは、このカバーから取り外します。
ネジが2箇所ついているので、ドライバーを使って外していきます。
このように取れました。
外したカバーとネジです。
うわ、このカバーの内側も結構汚れていますね…
ネジはなくさないようにしましょう。
エプロンの外し方手順②
続いて浴槽側面の大きなエプロンを外していきます。
下に4箇所ストッパーがついているので、全てを左に回して外していきましょう。
カポッと取れたらOKです!
私はいきなりこのエプロンから外そうと思ってやったのですが、先に手順①で紹介したカウンター下のカバーを取り外さないとエプロンひっかかって外せませんでした。
LIXILのアライズシリーズを使っている方はこの手順(カウンター下のカバーが先)が大事ですよ!
お風呂のエプロンの内部はこうなっている
先にお伝えしますがここから先は衝撃的な汚れ写真を載せるので、気分を害する方は閲覧に注意してくださいね!
取り外したエプロン内部の写真はこちら。
浴槽の下に大きな隙間があるタイプのものではなく、エプロンを外したら後は壁がある感じなので、この側面を掃除するだけで済むのがまだ救いでした。
けどかなり汚れている……
続いてエプロン裏側の衝撃写真はこちら。
これが4年分たまった汚れでした…
取り外して洗うことを最初から知っていたらここまで放置することはなかったんですがね。。。
下の写真は前回の(先ほどの)掃除から8か月後の状態の写真です。
数か月でもこれだけ汚れています。
普段から目に見える部分はこまめに掃除していて、ゴムパッキンの黒カビもなくキレイだと思っていたのに、エプロンの裏側はかなりの汚さです。
エプロン裏側の掃除の方法
それではいよいよ掃除をします。
大まかな流れは
- 換気扇を回す&窓を開ける
- カビキラーを吹きかける
- ブラシでこする
- 洗い流す
です。
エプロンの中の掃除手順①換気をする
エプロンの中の黒カビ汚れを撃退するときは換気が必須です!
換気扇を回し、窓があるなら少し開けて空気がしっかり流れるようにしましょう。
重曹やセスキ炭酸ソーダ、オキシクリーンを使ったお手入れの方法もありますが、ガンコな黒カビにはカビ取り剤が一番です!
ですが、塩素の匂いが結構キツイのが難点。
私も数分ニオイを嗅ぐだけで頭がクラクラしてくるので、換気が必須となります。
エプロンの中の掃除手順②エプロン全体にカビキラーを吹きかける
先にシャワーをかけて表面の汚れを流すことも可能ですが、水分が多いところにカビキラーを吹きかけても薄まってしまうこともあるので、私はまずは直接吹きかけています。
吹きかける際には洋服につかないように、また目に入らないように注意が必要です。
そしてカビキラーを吹きかけた後、ブラシを使って全体的に伸ばしていきます。
吹きかけた後は20分ぐらいを目安に放置。
あまり早いとせっかくの洗剤がカビの奥まで浸透しないですし、長すぎても喚起しているがゆえに乾いてしまうことも。
短過ぎず、長過ぎずで我が家では20分を目安に放置しています。
エプロンの中の掃除手順③ブラシでこする
20分ほど放置した後、汚れの浮き具合を見ながらブラシでこすっていきます。
角や曲がっている部分はブラシをあてることでキレイに落とせますよ。
エプロンの中の掃除手順④カビキラーを洗い流す
最後は汚れをシャワーでしっかり洗い流しましょう。
まだ黒い部分が残っている部分があればシャワーをあてながらブラシでこすってみます。
それでも取れない汚れやカビがあったら、もう一度カビキラーを吹きかけて数分放置します。
それをまたシャワーで洗い流してと繰り返してくださいね!
一部に黒カビや汚れが残っていると、引き金となってあっという間にカビ菌が増殖してしまうという恐怖が待っています。
目に見える黒い部分が残らないように、徹底的にキレイにしていきましょう。
お風呂掃除終了後はエプロンを乾燥させてから取り付けて完了
と解放された後、すぐエプロンを取り付けてはいけません!!
洗って濡れているエプロン内部やエプロンの裏側をしっかり乾燥させることが大事!
キレイになったとはいえ、濡れたまま取り付けてしまうと結局いつもと同じジメジメのままのエプロンの中になってしまいます。
エプロンを取り外して掃除したときぐらいは、内部や裏側をしっかり乾燥させましょう。
乾燥させるだけではなく、カビの発生を抑える効果も取り入れたいのであれば、防カビくん煙剤を使用するといいですよ。
数か月ごとにこの防カビくん煙剤を使用していたとしても、エプロンの内部が汚れている状態で浴槽の天井や壁だけやるのと、エプロンの中をキレイにして取り外している状況で使用するのでは行き渡り方が全然違います。
ただでさえ面倒なお風呂掃除でせっかくエプロンを外してエプロンの中までキレイにしたなら、カビの発生を抑えるためにもぜひ利用したいですね!
我が家のLIXILアライズシリーズの取り付け方は、4つのストッパーの向きを取扱説明書の図のようにしてからはめて戻します。
上手くはまらずに少々てこずりましたが、無事にエプロンの取り付けが出来ました。
最後にまた、カウンター下のカバーをつけたら完成です!
私はエプロン取り外しての掃除の際はいつもカウンター下も同時にカビキラーします。
カウンター下のカバーを外したことで、カウンター下の汚れも見えてしまったため(こっちの方が衝撃的な汚さ)、カウンター下の掃除も同時にしました。
お風呂のカウンター下の掃除の仕方やコツをまとめたのでぜひ参考にしてくださいね。
>>リクシルのお風呂のカウンター下を掃除!エプロンの中以上の衝撃が!
お風呂掃除に関連して出てくる言葉:エプロン
そもそも「エプロン」って何?って思いませんでしたか?
説明書にもちゃんと載っていました。(汗)
お風呂のエプロンとは、お湯をはって身体を温める浴槽の側面(洗い場側)についているカバーのことです。
そしてエプロン内部とは、浴槽下の空間のことになります。
お風呂の浴槽の種類によって形状はさまざまですが、我が家のお風呂はLIXILのアライズでこんな感じのエプロンカバーがついています。
エプロンは
- 浴槽の保温性を高めたり
- 奥までシャワーの水が入るのを防いだり
- 見た目をスッキリさせたり
といった効果があります。
このエプロンを外してお風呂掃除をすることで、その後のお風呂タイムの気分が全然違いますよ!
お風呂のエプロンはなぜ汚れてしまうの?
見た目は問題なくてもその裏側は結構汚れてしまうエプロン。
なぜ汚れてしまうのかというと、エプロンはあくまでもカバーだからです。
どうしても隙間があるために、そこから水分が入り込みます。
エプロンの中の主な汚れは
- あかや皮脂汚れ
- 髪の毛
- カビ
によるもの。
普段のお風呂掃除で床や鏡、浴槽、壁などの表面を洗っていても、エプロンの裏側には日々汚れが蓄積しています。
その上エプロンの中は乾燥することがなく暖かいので、そのまま汚れやカビの温床になってしまいます。
ですので、いくら毎日キレイを心掛けていたとしても、エプロンを取り外してのお風呂掃除をしないことには、本当のキレイは保てないのです。
ちなみに、このようなタイプだとエプロンがないタイプなので、内部が汚れることもなく掃除も不要です。
そしてこのタイプの構造だと、浴槽の奥の方まで汚れが入り込みやすいので、掃除も手間がかかりやすくなります。
エプロンの外し方と内部掃除のまとめ
エプロンの外し方やそもそも取り外し可能かどうかは、各家庭によって違います。
取扱説明書があるなら確認して、正しい方法で作業を行ってくださいね。
「エプロンの中が汚いだろうな」ってまま入浴するのと、すっきりキレイな状態を想像して入浴するのとでは、気分が全然変わってきます。
構造によっては手間がかかることもありますが、クリーニング業者を利用しなくても自分でスッキリさせることは出来るので、ぜひ挑戦してみてくださいね!