こんにちは、りっこです!
二人目を妊娠した時は、上の子が1歳8か月でした。
安定期に入る頃、ストレスだらけの日々に限界を感じて退職し専業主婦に。
そして上の子も保育園を退園し、長男とゆっくり過ごす日々。
一人目の時にはなかった上の子を抱っこしたり一緒に遊んだりで、体調がおかしいと思っても自分のペースでは思うように休めないことも。
そんな状況の中で妊娠生活を過ごしていましたが、それを一変させる、突然の出来事が起こりました。
34w0dの健診時に切迫早産で入院宣告!
なんと34週に入るところでの健診時に「入院しないとダメだわ」と先生から突然の入院宣告!
いや、その30週の頃から右横っ腹が酷く痛むことがあったりでウテメックという張り止め薬を処方されてはいたのです。
でもその横っ腹痛以外は、張るという感覚はなくって。
(食べた後に走ったりして痛くなるあの横っ腹痛の酷いバージョン的な痛さ)
上の子の抱っこも控えた方がいいとも言われていました。
張ると感じたらすぐ横になって休むことって。
しかし頻繁に張っている感覚はないし、長男の面倒も見ていてなかなか自分のタイミングで思うようには休めない生活をしていたわけですよ。
そしたらまさかの入院宣告…
そしてそして私は入院、
飼っていた犬は夫の実家へ(元々住んでいたから)、
2歳の息子は私の実家へ、
夫は自宅で。
と、家族が皆バラバラになるという生活が突然始まりました…
切迫早産での入院生活の実態とは
健診後、準備のために一度帰宅を許してもらえて再度病院へ。
入院直後から24時間繋がれっぱなしの張り止めの点滴(リトドリン(子宮収縮抑制剤))が始まりました。
そして入院になった原因は子宮口開大2.5センチ、子宮頸管長2センチでした。
最低でも37週に入るまでの3週間入院と言われました。
もう入院決まったのなら乗り切るしかない!
人生で初めての長期入院を経験することになりましたが、今でもとても貴重な経験だったと感じています。
そんな風に思える入院生活の実態を暴いていきましょう!
入院生活の実態その①点滴が常にお供に
数日に一度のシャワーを浴びるときだけ、張り止めの錠剤を飲んだ後に点滴を外してもらえます。
この時だけ、点滴のあのスタンドと離れられて身一つになれる唯一の時。
思わず腕をブンブン振り回して柔軟体操やストレッチがしたくなります。
(いえ、私はしたよ!したかったんだもん!)
また、人それぞれ薬が切れるタイミングも違うため、夜中でもあちこちで突然「ピーッ」と薬が切れた通知音がなりますし、毎晩熟睡は出来ませんでした。
まぁこれもしゃーないですし、夜に限らず、トイレで用を足していても、食事をしていても、家族が来ていても、健診中でも、所かまわず点滴が切れるとピーッとね。
通知音だけ消して後で新しい薬にしてもらえばいいやなんて思っていると、管から血が逆流してくるので、結構タイミングにビクビクするものでした^^;
とにかく、点滴が常にどこにいても一緒ってのが辛かったです。。。
入院生活の実態その②運動不足と手の震えとあざ
入院生活は安静するのが第一なのでとにかく運動不足になり筋力が衰えます。
またこむらがえり(足がつる)が頻繁に起きて辛かったぁ。
そして点滴薬のせいで日記を書く手、食事をする手が震え、字を書きづらいし食べづらい。
点滴の針は特に腫れてきたりしない限りずっと刺しっぱなしのため、あざになることがあります。
私は有難いことに血管は見えやすく、日持ちもする体質だった(食べ物か!(笑))のでよかったのですが、肌が弱い人とか血管が細い人だと頻繁にトラブルを起こして刺し直しするので、右も左も点滴痕だらけであざや傷だらけでした。
しかし3週間も何かしら射し替えているのでいよいよかゆみと腫れが出てきてしまい、腕の腫れと痛みが出てきた時には数日間もの間ひかず、ずーっとつきまとうのが結構辛かったです。
入院生活の実態その③静かな空間がストレス
個室だと追加料金がかかるのでそこにお金はかけたくないなと思って4人部屋に入院しました。
みんな同じ切迫早産が理由での入院患者が集まる部屋だったので、そこは変に気を使うことはありませんでしたが、やはり静かな部屋に他人と一緒ってのはストレスが溜まります。
音楽やテレビはイヤホンで自由に聞くことが出来るのでいいのですが、ほら、げっぷやおならなど生理現象的なのはどうしようもないこと、ありますよね。
それらが思い切り出来ないのは辛かったなぁ。
食事の時も変な音立てないようにするとかね。
あとは、上の子がいる人と初産の人とがいたので、すでに兄弟がいる家族が来るとうるさくなりがち。
体調が悪かったり昼寝をしている時とか、やはり音を立てないようにするのに気を遣いました。
その他だと、私はいつも声を出してお腹に話しかけたりしていたので、それが「あの人いつもしゃべってるよ」と独り言のように怪しまれそうで控えていたのがこれまた辛かった!(笑)
(あれれ、私色々と他人の目を気にしすぎか?(笑))
入院生活の実態その④体重管理がバッチリ
運動不足ではありますが、栄養バランスのとれた食事のおかげで余計なカロリーを取らずに済み、体重管理がバッチリ!
1人目の時は、産休に入ったとたんに1週間に一キロずつ増えていくので焦りました。
ついでにむくみもひどかった
とはいえ、普段はほとんど食べないお菓子を、15時に出るおやつ以外でもついつい食べてしまっていました。
それでも体重が増えず、むくみもさほど酷くなることもなくに済んだのでよかったです~。
これは完全に入院していたおかげで間違いないでしょう!
入院生活の実態その⑤こんなにグ-タラでいいですか
私は有難いことにさほど酷い状況ではなかったので、食事制限なかったし過ごし方も基本的には細かな縛りはありませんでした。
なので、漫画を大量に持っている友人から大量に借りて、DSも持ち込み、ずっとずーっと漫画を読んでゲームをして過ごしていました。
3食出てきて、掃除もしてくれて、寝たいときに昼寝が出来て、そして好きなことをして過ごす。
お腹の赤ちゃんがきちんと成長するべき時期まで無事にお腹で育てることが仕事であり、身体を休めていることが最優先のこんな生活。
もう二度と二度と二度と経験できないだろうなとかみしめて過ごしていました。
(次があったとしても学校や幼稚園生がいたら実家に多大な迷惑がかかるからね、今の状況でゆったりしていられるのは二度とないってことね)
点滴からの解放!私はついに自由だ!
長男を実家で生活させたり、家族がバラバラになること3週間。
晴れて37週を迎えて点滴から解放されましたぁぁぁ!!!!!
何とも言えない爽快感!
「私は自由だーっ!自由になったんだーっ!」と窓から叫びたかった!
本気で病院中を駆け回りたいぐらいだった!
しかしそんな勇気はなかった。(笑)
でもね、よく言われるのが、張り止めの点滴を外したことによる張り返しという現象。
張り止めの点滴を外したら子宮収縮が始まっちゃってそのまま陣痛がついて出産になってしまうこともあるというもの。
現に私より先に入院していた同部屋の方が、37週になったからと点滴を外したその日のうちに本陣痛になってしまい、バタバタと出産準備になり、個室へ移動になっていきました。
(この方は収縮抑制剤の点滴中でも痛みが来ていたので張り止めの薬もかなり強めに投与されていました。)
もう一人他の方も、37週になり点滴を外して落ち着いているからと一度退院したのですが、翌日にはすぐ陣痛が来て出産、また入院になっていました。
そんな現実を目の当たりにしていたので、私もすぐに陣痛が来るんだろうなとドキドキしていたのですが……
サーッパリ痛くならな~い!!!(笑)
点滴を外したその日は多少の張り返しはあったものの、こりゃ違うなって。
そしたらまぁすっかり落ち着いちゃって。
『ただただ元気な人が病院になぜかお泊まりしているだけ』な状況になってました…。
出産予定日の希望を出しちゃった
とはいえ、張り返しが落ち着いたらすぐに退院することもできたんです。
ですが、実家に預けている長男と一緒に暮らすもまた出産で入院するとまたまた離れ離れになってしまう。
しかもどんな状況下で破水や陣痛が来るのかなんてわからない。
それも可愛そうだなとと思ったんです。
なので。
予定日10日前頃で、色々と都合がいい日を選んで「上の子ともありますし、この日に出産することは可能ですか?」と先生に提案したところ赤ちゃんの体重も十分だしOKがでました!
そして、その予定日までに陣痛が来たらそれはそれで入院費もかからないし早く家族元通りになれるし良かったんですが……
はい、なーにも来ませんでした(笑)
のちに個室に移動出来て(出産控えてるから追加で料金はかからずでね♪)、計画出産予定日まで快適なグータラ生活を送る日々となりました~
切迫早産入院体験のまとめ
張り止めの薬を貰っていたとはいえ、深刻に考えていなくて驚いた突然の家族バラバラ事件。
色々な意味で貴重~な体験となりました。
朝食後、お茶やコーヒーを片手に邪魔をされずに新聞を読める。
3食昼寝、掃除付き。
好きな漫画や本、ゲーム三昧の毎日。
点滴に繋がって囚われの身って以外は私にとっては貴重な有難~い入院生活となりました。
もちろん、切迫早産なんてことにならないのが一番!
やはり家族が離れ離れってのはさすがに寂しかったです…
自分のニオイの沁みついたタオルケットや布団で寝たかった!(笑)
無事に出産当日を迎えてからのお話はこちら。
妊娠・出産の過程ではこんなパターンもあるんだよってことで楽しんでいただけてたら嬉しいです♪
最後までありがとうございました!